20分のHIITは40分の中等度運動をよりも効果があるかもしれない。

論文紹介
[免責]
HIITを糖尿病患者さんに勧める記事ではありません。
高強度な運動にはリスクがありますので、主治医の先生と相談の上ご判断ください。

今マイブームのHIITに関する論文です。
HIITは高強度インターバルトレーニングという運動の方法で、高強度な無酸素運動と低い強度の回復目的の運動を繰り返すというものです。

心肺機能や代謝関連の論文をチラホラ見かけるので、読んでいくことにします。

■ 試験デザイン
TPECOに分けると下記のようになります
T 無作為割付 16w 2days/week
P 閉経後2型糖尿病患者の女性
E&C HIIT vs MICT

HIIT:60回(8秒 77~85%HR max 12秒 active recovery) 
=高強度8秒 低強度12秒を60回 合計20分

MICT:40分 55~60% HRR
=中等度40分

O whole-body and abdominal fat mass (FM)



■ 結果

Overall, total FM decreased and total fat-free mass significantly increased over time (by around 2-3%). Total FM reduction at the end of the intervention was not significantly different between groups. However, significant loss of total abdominal (-8.3±2.2%) and visceral (-24.2±7.7%) FM was observed only with HIIT. Time effects were noted for HbA1c and total cholesterol/HDL ratio.

どちらも総脂肪は減少し、除脂肪体重は増加しております。
より短時間で同様の効果でありさらに、腹部脂肪や内臓脂肪に関しては、HIITが上回っております。

高強度な運動を行うことから、安全性がまだはっきりしておらず現時点では糖尿病患者さんには推奨していません。今後のデータを見ながら判断していきたいです。

また、HIITにも様々なやり方があるので、論文を読む場合は注意が必要かもしれません。



■ 参照文献
Maillard F et al., Diabetes Metab. 2016 Dec;42(6):433-441. より作成
PMID: 27567125