低タバコは徐々に本数減らすより、一気に辞めたほうが辞めやすいかも。

論文紹介

■ 試験デザイン
TPECOに分けると下記のようになります
T: 試験デザイン 無作為割付
P: 患者背景   697名の喫煙者
E: 介入    一気にやめる
C:比較     徐々にやめる
O: アウトカム
主要アウトカム:4W後の禁煙状況
二次アウトカム:6M後の禁煙状況

■ 結果

At 4 weeks, 39.2% (95% CI, 34.0% to 44.4%) of the participants in the gradual-cessation group were abstinent compared with 49.0% (CI, 43.8% to 54.2%) in the abrupt-cessation group (relative risk, 0.80 [CI, 0.66 to 0.93]). At 6 months, 15.5% (CI, 12.0% to 19.7%) of the participants in the gradual-cessation group were abstinent compared with 22.0% (CI, 18.0% to 26.6%) in the abrupt-cessation group (relative risk, 0.71 [CI, 0.46 to 0.91]).

禁煙を指導する立場だとなんとなく少しずつで喫煙本数が減らすほうが、辞めやすい気がしていたのですが、これをみるとすっぱり辞めたほうがよさそうですね。

4週後の喫煙率は40%近くであり、驚異的に高いですが、やはり6ヶ月後には半分ぐらいに減っており少し残念です。

それでも勧めるならスパッと辞めることをおすすめします。

 

■ 参照文献
Lindson-Hawley N et al., Ann Intern Med. 2016 May 3;164(9):585-92.
PMID: 26975007

名古屋糖尿病内科クリニック 院長・糖尿病専門医 平井博之