HIITは通常の運動よりもインスリン抵抗性を改善するかも。

論文紹介等

■ 試験デザイン

TPECOに分けると下記のようになります
T: 試験デザイン meta-analysis

P: 患者背景 成人参加者(1型糖尿病は除外)

E: 介入 HIIT

C:比較 CON (対象) CT(継続的トレーニング)

O: アウトカム

インスリン抵抗性、空腹時血糖値HbA1c、空腹時インスリン

 

■ 結果

There was a reduction in insulin resistance following HIIT compared with both CON and CT (HIIT vs. CON: standardized mean difference [SMD] = -0.49, confidence intervals [CIs] -0.87 to -0.12, P = 0.009; CT: SMD = -0.35, -0.68 to -0.02, P = 0.036). Compared with CON, HbA1c decreased by 0.19% (-0.36 to -0.03, P = 0.021) and body weight decreased by 1.3 kg (-1.9 to -0.7, P < 0.001). There were no statistically significant differences between groups in other outcomes overall. However, participants at risk of or with type 2 diabetes experienced reductions in fasting glucose (-0.92 mmol L(-1), -1.22 to -0.62, P < 0.001) compared with CON.

 

インスリン抵抗性の改善についても、通常の運動よりHIITのほうが良さそうという結果です。

2型糖尿病に関しては、空腹時の血糖値改善度合いからみると、HbA1cも改善していそうなのですが、差はでなかったようです。 セカンダリな解析なので2型糖尿病でプライマリーエンドポイントを組んだ試験が欲しいところです。

それでも少しずつ、HIITの効果が検証されつつあるので、今後の報告を見ながら運動療法のオプションとして紹介していきたいところですね。

 

■ 参照文献
Jelleyman C et al., Obes Rev. 2015 Nov;16(11):942-61.
PMID: 26481101

名古屋糖尿病内科クリニック 院長・糖尿病専門医 平井博之

 

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