リラグルチド3.0mgは非糖尿病患者の体重減少に効果がある。

論文紹介等

■ 試験デザイン

TPECOに分けると下記のようになります

T: 試験デザイン

56週間のRCT

P: 患者背景

BMI≧30の非糖尿病患者

あるいは

BMI≧27以上の高血圧、脂質異常症の患者

E: 介入

リラグルチド3.0mg

C:比較

プラセボ

O: アウトカム

体重変化

5%以上の体重減少

10%以上の体重減少

■ 結果

At week 56, patients in the liraglutide group had lost a mean of 8.4±7.3 kg of body weight, and those in the placebo group had lost a mean of 2.8±6.5 kg (a difference of -5.6 kg; 95% confidence interval, -6.0 to -5.1; P<0.001, with last-observation-carried-forward imputation). A total of 63.2% of the patients in the liraglutide group as compared with 27.1% in the placebo group lost at least 5% of their body weight (P<0.001), and 33.1% and 10.6%, respectively, lost more than 10% of their body weight (P<0.001). The most frequently reported adverse events with liraglutide were mild or moderate nausea and diarrhea. Serious events occurred in 6.2% of the patients in the liraglutide group and in 5.0% of the patients in the placebo group.

リラグルチドおよびプラセボどちらにも、生活習慣カウンセリングを行っています。 プラセボ郡で5%以上の体重減少は27.1%、10%以上の体重減少は10.6%とカウンセリングの効果もしっかりでているようです。

リラグルチド3.0使用群ではプラセボと比較して、5.6kgほど体重を多く減らせており、5%以上の体重減少は63.1%、10%以上の体重減少は33.1%と素晴らしい効果だと思います。

 

Fig1Aを参考にすると、4週間で3%ほど体重減少しているようです。 これはリラグルチド3.0mgと生活習慣是正の効果なので、日本で使用されているリラグルチド0.9mg(ビクトーザ0.9mg)ではここまでの効果は難しいかもしれません。

■ 参照文献

Pi-Sunyer X et al., N Engl J Med. 2015 Jul 2;373(1):11-22.
PMID: 26132939

 

■ 当院の紹介

名古屋糖尿病内科クリニック
〒450-0002
名古屋市中村区名駅3丁目22番8号 大東海ビル3階308号

名古屋中村区で糖尿病内科を開業しています。 糖尿病が専門分野で高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が得意ですがCPAPなど他の内科も対応しています。 また外来でのインスリン導入や栄養指導が可能で、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠にも対応できます。

患者さまの転居等でご紹介先をお探しの方は是非当院へ。

 

名古屋糖尿病内科クリニック 院長・糖尿病専門医 平井博之

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