肝斑・しみ治療

Tri-Luma Cream

ハイドロキノン4%、トレチノイン0.05%、フルオシノロンアセトニド0.01%の3種類が混合された、肝斑治療に対してFDA承認された3種混合クリームです。

肝斑・しみの元であるメラニンの産生を抑えるハイドロキノンと、表皮のターンオーバーを促進し表皮内のメラニン色素の排泄を促進するトレチノイン、およびハイドロキノンやトレチノインで皮膚の刺激性と発赤などの副作用を抑える弱いステロイド作用であるフルオシノロンアセトニドが含まれています。

世界中の医師が参考にするデジタル教科書up to dateによると、中等度以上の肝斑では3種混合クリームが第一選択です。また軽度の肝斑であっても8週間のハイドロキノンで十分な効果が得られなかった場合には3種混合クリームに切り替えることが推奨されています。

使用方法

Tri-Luma Creamの使い始めは1日1回の就寝前、8週間以降のメンテナンス期に関しては週2回です。 長期間の使用でに6ヶ月までは安全性が確認されています。

  1. 就寝30分前に使用します。
  2. 使用前にやさしく洗顔し乾かします。
  3. 指先にクリームを0.5cm~1cmあるいはそれ以下の量をとり、
    肝斑・しみの部分と周囲の正常な皮膚を1cmほど含めて薄く塗ります。
  4. 少し時間が経つと薬が見えなくなります。
    見えている場合には塗りすぎです。
  5. 鼻、口、目、傷口には塗らないようにしましょう
  6. 朝の洗顔後には、保湿とSPF30以上の日焼け止めを使いましょう

使用上の注意

  • 顔に使用する前に、二の腕などの目立たない箇所で5日間ほど試すこと
  • 他の美白剤などと併用しないこと
  • 凍結を避けて冷蔵庫で保管
  • 必ずSPF30以上の日焼け止め製品を使用すること

副作用

一般的な副作用には塗布部位の発赤、表皮の剥離、灼熱感、乾燥、そう痒感。まれな副作用として皮膚の黒ずみ、副腎機能低下などがあります。

また長期的に使用すると皮膚が薄くなってしまう可能性があります。

使用できない方

  • 妊娠予定・妊娠中・授乳中の方
  • 医師が不適切と判断した方

ハイドロキノン

ハイドロキノンはメラニンの産生を抑えることにより肝斑やしみを改善します。

軽度の肝斑やしみに対する美白剤として第一に用いられる塗り薬です。 また上記の3種混合クリーム使用後の美白維持にも使用することがあります。

当院ではJMECのナノHQクリームEX5gを使用しています。

使用方法

ナノHQクリームEX5gは1日1回夜のみが推奨されています。

  1. 就寝前に使用します。
  2. 使用前にやさしく洗顔し乾かします。
  3. 適量を手に取り肌の気になる部分に薄く伸ばしましょう。
  4. 鼻、口、目、傷口には塗らないようにしましょう
  5. 朝の洗顔後には、保湿とSPF30以上の日焼け止めを使いましょう。

使用上の注意

  • 顔に使用する前に、二の腕などの目立たない箇所で5日間ほど試すこと
  • 他の美白剤などと併用しないこと
  • 冷暗所で空気に触れないように保管
  • 1~1.5ヶ月で使い切ること
  • 必ずSPF30以上の日焼け止め製品を使用すること

副作用

一般的な副作用には塗布部位の発赤、表皮の剥離、灼熱感、乾燥、そう痒感。まれな副作用として皮膚の黒ずみなどがあります。

使用できない方

  • 妊娠予定・妊娠中・授乳中の方
  • 医師が不適切と判断した方

トレチノイン

トレチノインは表皮のターンオーバーを促進し表皮内のメラニン色素の排泄を促進します。 しみに対する効果はハイドロキノンよりも劣りますが、光老化によるしわにも効果をあります。

トレチノインは表皮への刺激が強いので使用時には注意が必要です。

当院ではAIROL CREME 0.05%を使用しています。

使用方法

トレチノインは表皮への刺激が強いので、週2回少量から使い始めるようにしましょう。

刺激感等の副作用は最初の2週間がピークで2ヶ月くらいで慣れることが多いです。

  1. 就寝前に使用します。
  2. 使用前にやさしく洗顔し乾かします。
  3. 指先にクリームを0.5cm~1cmあるいはそれ以下の量をとり、顔全体に塗ります。
  4. 鼻、口、目、傷口には塗らないようにしましょう
  5. 朝の洗顔後には、保湿とSPF30以上の日焼け止めを使いましょう

使用上の注意

  • 顔に使用する前に、二の腕などの目立たない箇所で5日間ほど試すこと
  • 他の美白剤などと併用しないこと
  • 必ずSPF30以上の日焼け止め製品を使用すること

副作用

一般的な副作用には塗布部位の発赤、表皮の剥離、灼熱感、乾燥、そう痒感。

使用できない方

  • 妊娠予定・妊娠中・授乳中の方
  • 医師が不適切と判断した方

トランサミン

色素細胞からのメラニン産生を抑制します。

ハイドロキノンや3種混合クリームだけでは改善しない肝斑やしみに有望な補助的治療法です。 日本では第一選択として使用されることもあります。

抗プラスミン活性を有する止血剤であるため、血栓塞栓に注意が必要です。 止血作用を目的にする場合は1日3500mgですが、肝斑やしみ改善目的の場合は1日500mg~750mgを使用します。

使用方法

ビタミンCと合わせて内服すると効果的です。

  • トランサミン250mg 1回1錠 1日3回
  • シナール配合顆粒 1回1包 1日3回

使用上の注意

  • 内服前に血栓症のリスクを評価する必要があります。

副作用

基本的に安全に飲める薬ですが、腹部膨満・頭痛・耳鳴り・月経不順といった副作用があります。稀ですが、重篤な副作用としては深部静脈血栓症などがあります。

使用できない方

  • 妊娠予定・妊娠中・授乳中の方
  • 血栓症リスクが高い方
  • 医師が不適切と判断した方

料金表

TRI-LUMAクリーム 15g ¥22,000
ナノHQクリームEX 5g ¥3,000
トレチノイン0.05% 20g ¥9,000 *入荷待ち
シナール配合顆粒 105包 ¥1,500
トランサミン(250)100T ¥1,500

いづれも税別

 

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