インフルエンザワクチンを接種した2型糖尿病・非糖尿病は死亡率が低いかも。

論文紹介等

インフルエンザワクチンのシーズンなので少しずつインフルエンザ関連の論文を紹介していきたいと思います。

今回はインフルエンザワクチンについてのpopulation baesdなコホート研究です

■ 試験デザイン

TPECOに分けると下記のようになります

T: 試験デザイン

population-based cohort study

P: 患者背景

20歳以上のノルウェー人
2型糖尿病&非糖尿病

E: 介入

インフルエンザ予防接種あり

C:比較

インフルエンザ予防接種なし

O: アウトカム

入院
総死亡

■ 結果

 The rate of hospitalization for pandemic influenza was 78% lower in those vaccinated compared to non-vaccinated among people with T2D (aHR=0.22, 95% CI 0.11-0.39), while the corresponding estimate for those without T2D was 59% lower (aHR=0.41, 95%CI 0.33-0.52). Mortality was 25% lower in those vaccinated compared to non-vaccinated among people with T2D (aHR=0.75, 95% CI 0.73-0.77), while the corresponding estimate for those without T2D was 9% (aHR=0.91, 95%CI 0.90-0.92).

 

2型糖尿病ではインフルエンザワクチンを接種した方は死亡率が25%近く低いという報告です。

以前の報告でもインフルエンザワクチンを接種している2型糖尿病では死亡率は低いという報告があり、今回の報告と概ね同じくらいのHRです。

 

特に入院予防については効果がしっかりあるようです。 コホート研究なので明確な因果関係ではないものの、インフルエンザワクチン接種は糖尿病の有無にかかわらず勧めていきたいですね。

 

■ 参照文献

Ruiz PL et al., J Intern Med. 2019 Oct 6.
PMID: 31587396

 

■ 当院の紹介

名古屋糖尿病内科クリニック
〒450-0002
名古屋市中村区名駅3丁目22番8号 大東海ビル3階308号

名古屋中村区で糖尿病内科を開業しています。 糖尿病が専門分野で高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が得意ですがCPAPなど他の内科も対応しています。 また外来でのインスリン導入や栄養指導が可能で、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠にも対応できます。

患者さまの転居等でご紹介先をお探しの方は是非当院へ。

 

名古屋糖尿病内科クリニック 院長・糖尿病専門医 平井博之

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