2型糖尿病患者の睡眠時間と睡眠の質はHbA1cと増加と関連する。

論文紹介等

睡眠時間と睡眠の質は糖尿病患者の血糖コントロールに関係する。という論文です。

糖尿病治療として普段の睡眠状況を伺うのですが、血糖コントロールが良くない方や悪化した方はやはり睡眠時間がとれていないことが多い気がしていたところ、この論文がでていたので紹介します。

■ 試験デザイン

TPECOに分けると下記のようになります

T: 試験デザイン

a systematic review and meta-analysis

P: 患者背景

2型糖尿病

E: 介入 O:比較

睡眠時間と質

O: アウトカム

HbA1c

■ 結果

Short and long sleep durations were associated with an increased hemoglobin A1c (HbA1c) (weighted mean difference (WMD): 0.23% [0.10-0.36], short sleep; WMD: 0.13% [0.02-0.25], long sleep) compared to normal sleep, suggesting a U-shaped dose-response relationship. Similarly, poor sleep quality was associated with an increased HbA1c (WMD: 0.35% [0.12-0.58]).

この報告によると、睡眠時間が短い場合だけでなく、長い場合にもHbA1cは悪化するようです。 ただHbA1cの増加は0.23%程度と、自分が臨床上感じていたよりも大きくはないようです。

とはいえ、 睡眠時間は健康上大事ですから、できる限り6~7時間程度の睡眠時間は確保したほうが良いと考えます。

■ 参照文献

Sleep Med Rev. 2017 Feb;31:91-101.
PMID: 26944909

■ 当院の紹介

名古屋糖尿病内科クリニック
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名古屋中村区で糖尿病内科を開業しています。 糖尿病が専門分野で高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が得意ですがCPAPなど他の内科も対応しています。 また外来でのインスリン導入や栄養指導が可能で、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠にも対応できます。

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GLP1作動薬を使ったGLP1ダイエット外来を始めてから、メディカルダイエットや医療痩身についても興味を持っています。

名古屋糖尿病内科クリニック 院長・糖尿病専門医 平井博之

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