2019年度の実績

2019年度の実績を集計してみました。

2019年度と比較して栄養指導の回数は減少、新規インスリン導入者数は増えておりました。 新規リブレ導入者数も意外と減っていました。

栄養指導の人数(実人数)

2017年 50名
2018年 93名
2019年 73名

ORCAという医療用の会計ソフトから取り出したので、延べ人数ではなく実人数です。 1月からコロナウイルスの影響で栄養指導を停止していたためだと思われます。

今後感染対策を取りながら、少しずつ再開していく予定です。 オンライン栄養指導については、患者家族への栄養指導ができると期待したのですが、保険診療ではなかなか難しい印象でした。

自己注射をされている人数

新規インスリンの導入数

2017年 13名
2018年 20名
2019年 29名

新規GLP1作動薬の導入数

2017年 1名
2018年 5名
2019年 107名(保険12 自費95)

自己注射実施中の患者数

2017年 32名 (インスリン28名 GLP1作動薬4)
2018年 66名 (インスリン56名 GLP1作動薬10)
2019年 201名 (インスリン83名 GLP1作動薬118)

2019年の途中からGLP1ダイエット外来を初めたので、GLP1作動薬の実施患者数が増えています。

保険診療のインスリンやGLP1作動薬だけでなく、自費でも導入件数が増えたことは専門性だけでなく、需要のあることをできているという実感があって嬉しく思います。

FreeStyleリブレの新規導入者数

2017年 1名
2018年 8名
2019年 4名

FreeStyleリブレは2型糖尿病でも条件を満たせば導入が可能ですが、あまり必要性を感じることがなかったので、当院ではあまり増えませんでした。

妊娠関連の糖尿病

2017年 1名
2018年 2名
2019年 2名

大学時代から件数自体は少ないものでしたから、1年間に2名は割と診ている方ではないでしょうか? 妊娠時の血糖管理は、通常の糖尿病よりもはるかに厳しい血糖目標となるので、短い受診頻度で通院できる専門クリニックはとても良いと思います。

まとめ

少しずつですが患者さんの数も増えてきています。

今年はコロナウイルスの影響もあり、当院も含め例年とは異なった状態になっていると思います。

今後も皆様の健康維持に貢献できるよう、微力ながら努力してまいります。