1m以上の距離・マスク・アイガードはCOVID-19の感染予防に有効

論文紹介等

人との距離、マスク、アイガードが新型コロナウイルス(COVID-19)の対策にどれくらい効果があるのかを検討した論文があったので、紹介します。

■ 試験デザイン

TPECOに分けると下記のようになります

T: 試験デザイン

a systematic review and meta-analysis

P: 患者背景

データベースで利用できたもの

E: 暴露 C:比較

距離
マスク
アイガード

O: アウトカム

COVID-19感染

■ 結果

Transmission of viruses was lower with physical distancing of 1 m or more, compared with a distance of less than 1 m (n=10 736, pooled adjusted odds ratio [aOR] 0·18, 95% CI 0·09 to 0·38; risk difference [RD] −10·2%, 95% CI −11·5 to −7·5; moderate certainty); protection was increased as distance was lengthened (change in relative risk [RR] 2·02 per m; pinteraction=0·041; moderate certainty). Face mask use could result in a large reduction in risk of infection (n=2647; aOR 0·15, 95% CI 0·07 to 0·34, RD −14·3%, −15·9 to −10·7; low certainty), with stronger associations with N95 or similar respirators compared with disposable surgical masks or similar (eg, reusable 12–16-layer cotton masks; pinteraction=0·090; posterior probability >95%, low certainty). Eye protection also was associated with less infection (n=3713; aOR 0·22, 95% CI 0·12 to 0·39, RD −10·6%, 95% CI −12·5 to −7·7; low certainty). Unadjusted studies and subgroup and sensitivity analyses showed similar findings.

距離(1m以上 vs 1m未満 )はaOR 0.18(0.09 to 0.38)ですが、距離が長くなるほど感染予防になります。

フェイスマスクについてもaOR 0.15 (0.07 to 0.34)で、N95マスクではさらに予防効果が強いようです。

アイガードではaOR 0.22 (0.12 to 0.39)でした。

 

フェイスマスクについては、無症候性感染の方が人に感染させないという意味だけでなく、未感染者がフェイスマスクで感染率を減らせるということが数字ででたのは頼もしいですね。

 

■ 参照文献

Lancet. June 01, 2020
DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(20)31142-9

 

■ 当院の紹介

名古屋糖尿病内科クリニック
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名古屋中村区で糖尿病内科を開業しています。 糖尿病が専門分野で高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が得意ですがCPAPなど他の内科も対応しています。 また外来でのインスリン導入や栄養指導が可能で、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠にも対応できます。

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名古屋糖尿病内科クリニック 院長・糖尿病専門医 平井博之

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